マイナーな売り方として存在した車のオークション利用ですが、現在ではオークション売買は盛んにおこなわれています。 車買取業者をはじめ、自動車業界では業者オークションがあり、マーケットの一つとなっています。業者間の売買になるので一般の方は参加できません。 オークション代行などを利用することで、その会場からクルマを買うことができます。そのほか、ヤフーオークションでの売買、フリマアプリでの売買も増えてきています。 こういったオークションを利用して高く売ることは出来るのか解説いたします。

・業者オークション
・ヤフーオークション等の一般向けサイトの利用
・フリマアプリでの売買

▽業者オークション▽

業者オークションに関しては、参加資格を持つ買取店や販売店にお願いしてみて、手数料を支払うことで代行してくれるところもあります。
オークション会場でセリ方式で売れます。
成約金額から代行業者の手数料、出品料などを支払い、残りがユーザーに入ります。買取業者の多くは相場を見て、損が出ない金額をベースに買取をします。

メリット

直接オークションに出品するので、買取してもらうことが必要ありません。店に売るよりも高く売ることは出来そうです。
買取店多くはオークションで損をしない金額で買い取ることを目標としますので、オークション予想の金額内でしか提示しない場合もありますので、その金額と比べると直接セリが入るので高く売ることは出来そうです。

デメリット

デメリットとしては、手数料が高い場合がある事。
また、落札データなどは業者でしか確認や参照は出来ませんので、実際にいくらで落札されたのかが伝聞になります。最終の確認が出来ません。
例えば、想定よりも高い金額で売れたとして、業者が利益を取りすぎていても分からない場合があります。
当然、「業者」オークションの為、一般の方は入場できず、資格を持つ買取店業者の人しか参加が出来ません。あなたが信頼のおける人物でない限り、利益がどのくらいあるのかなどを伝聞でしかないので、損をする場合も大いにあるので、注意です。

▽ネットオークション▽

ヤフオクなどのネットオークションでの売買です。
この場合、欲しい人はほしい金額で、売りたい人は自分で売りたい金額で買ったり売ったりできます。運営者に手数料を支払う必要が生じますが、余計なコストはかかりません。
直接売り上げ金額が入るので、高く売れる可能性もあります。
デメリットは素人同士のやり取りの為、書類関係や車両のトラブルに対応できない点です。クレームが来ても自分で立ち向かう必要があります。
買う方も壊れる前提で買わないと損します。
また、活用されている方は相場を知っていますし、売り方も分かっています。ある程度マーケットは完成しているので変な金額では売れません。相場感を養う必要はあります。
業者を介さないので、市場を理解し、直したり活用出来たりできる方にとっては非常に有効な手段です。実際買取店も出品していることもあるのでまさに一人一人がクルマ販売店です。

個人売買の最大のメリットは、通常のお店で販売されている価格より、格段に安い事が挙げられます。
理由としては現物、現車をそのまま渡す、現状販売が行われているからです。
売却しようとしているオーナー様が、販売前に希望があれば、整備してお渡しすることも可能ですが、別途整備費用が掛かります、と記載している場合もあります。
高く売れる理由としても、通常の相場から利益を含んだ金額で提示できるので、高く売却でき、購入時には安く買うことが出来ます。
車の知識として、故障しやすい箇所を把握していること、年代物の車に限定して置きやすい不具合、これらの個所の整備状況をヒアリングできる、最低限でもこの3つは出来ないと、購入後に問題になりやすいです。
年代物の車で、どこをオーバーホールしたか、どこのお店で行ったか、いつ行ったか、整備履歴はあるのか、見積もりはどのくらいだったかなどの様々な質問を行える方は、個人間オークションでもおすすめが出来ます。

オークションは上手く利用できれば、お店よりも高く売る事が出来ます。お店の利益を考えないので当然と言えば当然でしょう。
書類のやり取りや、名義変更など少し複雑なものも含めて対応ができる方であればチャレンジしてみても良いと思います。
落札者とのやり取りを面倒と感じる人や、自信のない方は買取店に売却した方が後々安心できるかと思います。
業者オークションの場合は手数料次第では、というところでしょうか。
オークションで目が留まるクルマは、ダントツに安いか、とても綺麗か、すごく珍しいか、値段が適正かが重要になります。
このポイントを抑えることができればオークションの利用も良い選択肢です。自分に合ったスタイルで愛車は売却しましょう。

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